「美少女心理」を肯定する
さて、3分57秒は「わが青春のアルカディア」と同じ長さである。いや、素直に「EVERYDAY YEAH! 片思い」と同じって書けばいいじゃん俺。
誰だよ今度は「昭和歌謡」とかいってるの。「青春歌年鑑」シリーズでも(とりあえず60・70・80年代の各総集編だけでも)レンタルしてきて聴いてからいってくれっての。少なくとも僕はホーンとストリングスがどちらか片方でも目立ってないものを「昭和歌謡」とは呼びたくない。ギターがこれだけ表に出るってのはバンドブームとビーイングの黄金期を経た後の傾向じゃないのかなぁ。「歌謡ロック」あたりが適当な呼称だと思うんだがどうだろう。
℃-uteには「己を高めたい」という欲求のようなものを感じることがある。それは技量のことでもあるし、精神面で「盛り上がろう」「楽しもう」ということでもある。上昇志向というと権力志向とイコールなような気がして好きな言葉ではないが、もう少しスポーツライクな「あのバーを絶対飛び越えるんだ」といった雰囲気。我らが矢島舞美が事あるごとに「℃-uteを多くの人に知ってもらいたい」旨の発言をするのは、大勢でともに楽しむ喜びや充実感、達成感を常に求めているということだと解釈している。
この曲は飛び越えるべきバーとして用意された趣がある。
あらかじめいっておくが、曲そのものは好きですよ。
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