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November 05, 2007

「都会っ子 純情」を肯定する・2

さて、発見である。


モーニング娘。の『女に 幸あれ』は再生スピードを落とすと演歌に聴こえる、という説があるらしいが、残念なことに手元にCDがないので確認できない。コンプリートベストを買ってないのがバレる。
それはそれとして、『都会っ子 純情』における鈴木愛理の絞り出すような歌唱というか発声はもしかしたら演歌に近いのではないか、と思いついた。
こちらは手元に8枚もあるのだから確認は容易だ。さっそくPACEMAKER(Winampプラグイン)を使い、SPEEDを15%、PITCHを4ステップ下げて聴いてみた。

・・・なんかソウルフルかつ性別不明に(笑)。これはこれで別の味が出てくる(声が変わってもおかしく聴こえない愛理の歌唱には感嘆を禁じえない)が、SPEEDは-15%のままでPITCHを+3にするとほぼオリジナルに近い声になるのでその方が違和感なく聴けるかもしれない。

演歌にはならなかったがものすごく切なく歌い上げる曲になって(間奏のギターがまた沁みる)、ああ昔は秋になるとこういう曲がよく売り出されたな、俺こういう曲聴いて育ったな、と懐かしい思いをした。
また蒸し返すのもどうかと思うが『美少女心理』よりもよほど「昭和歌謡」していると思う。そういう話が聞かれなくなったのはなぜだろう。スピードでごまかされているということもないだろう。
そこまでやるのはお前くらいだからだよ、といわれそうだが、せっかくたくさん買ったのだから(苦笑)骨の髄までしゃぶり尽くそうジャマイカ。


Berryz工房の『告白の噴水広場』も含め、「つんく♂氏は歌謡曲の現代的アダプテーションを狙っている」という仮説を立てられるだけの傍証は集まりつつある、という印象。僕は好きだけど、氏の洋楽リスペクトな部分(それこそが歌謡曲テイストでもあるのだが)を支持する人にはあまり面白みのないことかもしれない。
表面上は何も考えていないように見えてその実「何も考えていない」ことなどないあのナイスガイのやることだから、何かしらの狙いはあるのだと思う。「昭和懐古ブームだし潜在的なニーズはある」と分析したのだろうか。


とにかく、本気で売りにかかってるんだな、と感じた。もちろんビジネス面では(税金対策でないかぎり)売れるに越したことはないわけだが、それだけとも思えない。
僕は最近のモーニング娘。やBerryz工房にはほとんど接触していないので℃-uteに話を絞る。といいつつあやふやな思いつきと思い込みで申し訳ないのだが、「結果を出さなければいけない。でなければ存在できない」という切迫感のようなものを強く感じるのだ。彼女たちの来し方を思えば理解できることではあるのだが、僕らに知らされないところで何かある(あった)のかもしれない。
この7人をいつまで見られるかわからない。そんな気持ちになるのは1年前のことが頭に焼きついているせいだろうか。

結果は出した。出したよね?
僕らは℃-uteを、この7人をまだまだ楽しめる、のだよね?

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Comments

ごぶさたしております。

 すでにご存知かもしれませんが、この曲のサビは、演歌「居酒屋」そのまんまですよ。w

Posted by: tucker | March 30, 2008 12:13

お久しぶりです。

似てますよね。そういう「どこかで聴いた」感覚があったからこの曲を℃-uteの代表曲のように扱われるのには抵抗があったんですが、だいぶ慣れました(苦笑)。

Posted by: オーガ | March 30, 2008 20:46

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