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2007.11.18

家路で考えた

コンサートやイベントの前には必ず注意事項のアナウンスがある。
大抵のことには羊のようにおとなしく従う僕だが、一つだけどうしても守れないものがある。

握手会の際の、
「歩きながらの握手にご協力ください」
℃-uteのイベントでもいつものように告知されたが、どうしても足を止めてしまう。ほとんど反射的に。

歩きながら握手なんて失礼じゃないか。
握手ってのはできることなら相手の目を見て、少なくとも相手に正対して行うのが礼儀ではあるまいか。


事情はわかっているつもりだ。何しろ人数が多いし、開演が遅れたり後の予定が詰まっていたりすると(17日の℃-uteイベントはこのダブルパンチ)とにかく早く終わらせなければならないということになる。長時間に及べばメンバーの負担も我々には想像もできないほどであるだろう。
立場が逆なら僕だって流す。というかあの流しを一度やってみたい。きっと気持ちいいと思う。いや、流す方は仕事でやっているのだから気持ちいいとかそういうことは考えないのかもしれない。

優しい笑顔で心をこめて「ありがとうございました」を言ってくれる女の子たちには最低限の礼をもって接したい。
そう考える僕は間違っているのだろうか。たぶん間違っているのだろうな。あの場には違うルールがあるんだろうな。その前ではキモヲタ風情が人間的な振る舞いをすることは許されていないんだろうな。それって悲しいよな。


流されるとカチンとくるのは、僕にとってはそういうことなんだろうと思う。僕にとって非人間的な行動を強要される不快感というか、「人間でない」ことを要求されることで尊厳を傷つけられるというか。
一方でそういうことをしておきながらエコだのゴミだのマナーだのって、素直に聞けるかバカヤロー!・・・とあらぬ方向へキレてみたくもなるが、話が逸れてしまうのでやめておこう。

何も長く握手させろとか会話させろといってるわけじゃない(それともいってるのか?)。
普段迷惑をかけていないとは言い切れないかもしれない可能性があると思われても不思議ではない僕らの、たまの誠意を見せる機会を必要以上に制限しないでほしいと願うばかり。


そんなわけでやっぱり僕の得意ジャンルにはならないなぁ、握手会ってのは。まぁ文句はいっても辞退することはしないんだから嫌いじゃないんだろうけど。

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コメント

 憧れのアイドルと握手できて天にも昇るか、人間扱いされず不快になるか、握手会は賭けですね。
 僕は、出来ることなら、推しメンと一対一の人間として出会って握手したいです。
 数万人のファンの一人としてではなくて。すごい妄想だ(笑)

投稿: 痛井ッ亭。 | 2007.11.20 02:21

>憧れのアイドルと握手できて天にも昇る
という気持ちを忘れた人が増えたので、
>人間扱いされず不快になる
という事態を招いたことは理解していて、それじゃ自業自得だね、といわれたら反論できないわけですが。
ただ忘れていない人も少なからずいることには希望が持てます。

>出来ることなら、推しメンと一対一の人間として出会って握手したいです。
>数万人のファンの一人としてではなくて。すごい妄想だ(笑)
僕は愛しの子から「握手してください」と言われることを夢見る妄想大王なわけですが(笑)、この手のことは誰もが抱く理想だと思います。
しかし「ファン」である(「ファン」として扱われる)かぎりそれは実現不可能なことなんですよねぇ。
今は「ファン」の立場としてできることをやっていく方向に力を注いでいきたいです。

投稿: オーガ | 2007.11.20 02:37

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